nekotiyomarukun’s diary

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これまでのお仕事ドラマと一味違う? 鈴木愛理が演じる“恋に無頓着な主人公”!?『ANIMALS‐アニマルズ‐』

これまでのお仕事ドラマと一味違う? 鈴木愛理が演じる“恋に無頓着な主人公”。『ANIMALS‐アニマルズ‐』

恋愛と出会い

元「℃-ute」の鈴木愛理が連ドラ初主演を務めるABEMAオリジナルドラマ「ANIMALS」第7話が放送された。鈴木が主人公の金森海を演じるほか、本田響矢、白洲迅村上愛佳など、Z世代に人気の高いキャストが出演。

 

第7話では、長峰(本田響矢)が海(鈴木愛理)への想いを伝え、海の生き方の本質にも触れている。恋のときめきだけでなく、2021年を駆け抜けるキャリアウーマンのハッとするようなシーンが描かれています。

 

海(鈴木愛理)は、2人の男性から好意を寄せられている。

 

 海外で写真を撮るのが夢だった長峰は、海との恋をあきらめていた。ラーメン屋で榊(白洲迅)と話し、二人の恋を応援しようと決意する。一方、海は仕事も順調。由香(小西櫻子)とともに、アニマルビューティーの海外進出プロジェクトを成功させるなど、意欲的に新しいことに取り組んでいた。

しかしある日、由香が寝坊してしまい、一人で対応するはずの会議を欠席してしまう。由香のフォローがうまくいかず、海は思わず声を荒げてしまう。

海自身も、余裕のなさから由香のミスを受け入れられずにいた。それを見ていた長峰は、海を追いかけ、海を応援するために事務所を飛び出していく。そこで長峰は、海ちゃんに「好きだ」と告白する。

 

 ついに長嶺の想いが言葉になった。果たして、榊をめぐる三角関係に終止符は打たれるのだろうか。海ちゃんの恋愛と同じくらい注目されるのは、仕事ぶりだ。

どうぶつの森」の面白さは、一般的な女性主人公・お仕事ドラマとは異なる角度から、働く女性を描いていることです。

これまでも、「恋も仕事も頑張る女性」「仕事が一歩遅れている女性が、恋の力で頑張り始め、やがて認められるようになる」というヒロインの描き方は多くあった。

こうしたプロットは、ヒロインの活躍をわかりやすく見せるという側面があるかもしれない。しかし、本作のヒロインは、これまでのヒロインとは少し違う。

周囲から頼られるほど仕事ができるのに、恋愛にはあまり興味がない。榊とのデートでも、「まだ恋愛を先延ばしにしているのか」と聞かれると、満面の笑みで「いえ、まだです。そうですね、仕事は楽しいです」と満面の笑みで答える。

この時点で、海は「新しい職場で成長した」というより、「自分の能力を正当に評価してくれるところに移った」ように思える。

 しかし、ここで海ちゃんの働きぶりに一石を投じるのが、長嶺の存在である。長峰は、期待に応えることで評価されてきた海の本性を、「期待され、必要とされるとこうなる、それがモチベーションになる」と厳しく批評する。

実際、妹の凪(星野夢奈)に「やりたいことをやりなさい」と背中を押す海は、自分について「なりたい自分がわからないまま生きてきた大人で恥ずかしい」と語っている。

さらに遡れば、動物美に入社したときの海の課題であった「自分のやりたいことを自分の言葉で伝える」ことにもつながっていく。

そして、その生き方を体現しているのが長峰なのです。だからこそ、海は長嶺の人間性や仕事に強く惹かれるのだろう。

 恋愛+仕事のドラマとしてヒロインを描いていると思っていた7話は、実は海ちゃんの深い人生の悩みを浮き彫りにしていたのです。

いよいよ来週の最終回、海は自分の生き方を見つけることができるのか、そして恋の解決はあるのか。最後の最後まで頑張る海ちゃんたちを応援したい。